化粧糠糀シリーズの和洋菓子「ヌカリン・ヌカポン・ヌカチョ」の公式サイトです。

ぬかのご褒美

ヒストリー

おもてなしから思いやりの
お菓子を目指して

創業 明治30年(1897年)西塚菓子店の三代目であり株式会社 明友の創立者、西塚義治会長は平成30年12月9日享年78歳で旅立ちました。化粧糠糀シリーズの開発のいきさつは西塚義治会長と糠(ぬか)との出会いにさかのぼります。

長きに渡り、お菓子での「おもてなし」を提唱しさまざまな自社オリジナル商品の製造・販売に携わってきた中で自身の病を通じて見えてくる健康の大切さにも気づかされていきます。そして米糠(こめぬか)の優れた側面に出会うことになりお菓子の未来へと繋いでいける新たなる構想が見えてきます。

これまで捨ててきた米糠(こめぬか)の成分を見直し、利用したい。美味しいだけでなく母親が子供に食べさせたいと思うような体に良い食品を作りたい。お菓子は日常のコミュニケーションツールとして自分や大切な人の未来へと繋いでいける食品でありたい。そういう想いを「思いやりの お菓子」として広めてゆく。

成分や栄養素の解析、機能性の保持の為に山形大学 大学院 理工学研究科(木島研究室)と共同研究での検証を進めそうしてできたのが〔化粧糠糀シリーズ〕ぬかのご褒美。だからこそ美と健康をサポートしながらお手軽に楽しんでもらえるお菓子と言えてしまうのです。

自然屋作兵衛(しぜんやさくべえ)

自社の畑で農作物を育て、そこで獲れた作物を原料に、食品の製造へと繋いでいく為に、(株)明友の合同会社(農産部)として設立されたのが自然屋作兵衛です。

【自然屋作兵衛のブランドポリシー】

◎素材へのこだわり
◎美味しさと健康美の追求
◎地域性を大事に人と人を繋ぐモノ作り

自然屋作兵衛では消費者・環境の変化に対応した健康的な商品作りを理念として地域から発信する文化と、美味しく体にも良い製品の創作と生産を進めていきます。

私たちの志を象徴するのがこのマーク覚えておいてくださいね。

発酵成分の解析と検証

(山形大学、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社)

西塚義治会長から化粧糠糀(けしょうぬかこうじ)を活かした「思いやりのお菓子」という構想が提唱された後にではその「思いやり」の根拠となるのは一体どういうものなのだろうか?という疑問が発生しました。

その答えを模索する中で導き出されたのは「栄養成分の裏づけ」という課題でした。

そこで私たちは米糠糀を発酵させた時に含まれている栄養素の分析を山形県鶴岡市のヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社に依頼し、解析してもらったり山形県米沢市の山形大学 大学院 理工学研究科(木島研究室)では酵素及び米糀に関する専門的見識を聞きながら繰り返し成分解析を依頼する流れから学術的にも共に追求して行けるテーマ性だということで米糠糀の共同研究という画期的な開発スタンスに移行して行けたのです。

そこでは色んな事が検証されてきました。発酵成分の中にどのような成分が含まれており人体にとって有効な成分とは何なのか酵素、グルタチオンの効力とは糀の栄養成分を残したままお菓子するにはどのような製造方法が良いのか等々…、検証項目は多岐に及びそうして完成したのが〔化粧糠糀シリーズ〕ぬかのご褒美(ヌカポン、ヌカリン、ヌカチョ)なのです。

「思いやりお菓子」のテーマ性に含まれている要素としてお手軽に取れるお菓子の中にもそれぞれにしっかり栄養成分が含まれている事、自身も安心して食べられ他の人にも進められる栄養成分である事、食べやすい大きさである事…、などを開発部では掲げていました。それらの項目を科学的な測定と検証を元に数値的にも実証して行けたと自負しております。

群馬産業技術センター

特許製法の使用

当初の構想では「赤糠(あかぬか)」を原料として栄養成分の抽出を考えていました。お米の精米時に、ほとんど廃棄されてゆく赤糠の中には非常に多くの栄養素が含まれておりそれを利用できれば最高だろうと考えていたのですがなかなか思うように開発が進まずにいた所にとある出会いがありました。それは、群馬産業技術センターの特許製法

群馬産業技術センターでは白糠(しろぬか)において独自の特許製法を保持しており、実際に現地センターに出向き、話を伺うと安心安全に白糠から糀へと製造出来ることを知り私たちが難しいと考えていた、技術的な部分をクリアーにできなおかつ糠(ぬか)のお菓子の可能性が広がると考えその特許製法を利用させてもらう運びとなりました。

【 原料(白糠しろぬか)の仕入先は日本酒の蔵元 】

群馬産業技術センターの特許製法を使い白糠(しろぬか)を原料として糀(こうじ)へと製造するという流れが決まりではその白糠をどこで仕入れるのか?となりました。すぐに浮かんだのは日本酒の蔵元さんでどうせなら地元の酒造メーカーさんと連携できたら最高なのだろうと話を持ちかけてみたところ快く承諾していただけました。
私たちのお菓子に使う白糠(しろぬか)の仕入先は有限会社 秀鳳酒造場(山形市)さんです。

元の原料の視点が赤糠(あかぬか)から白糠(しろぬか)へと移った事で酒蔵さんが廃棄してしまう飯米(白糠)の再利用が叶いました。

信頼できる安全な特許製法に加え地元の酒蔵さんから提供していただいた原料を利用させてもらうことで更なる安心をお客様に提供できるようになりました。

麹ではなく糀を使う理由

(漢字、倭字)

「麹」という漢字は一般的に広く使用されている文字ですが実は中国から伝わった字とされており中国や韓国では麦の粉を原料に麹を作り麦で酒をつくる意味での漢字とされています。

一方で「糀」は倭字(国字)で、日本で作られた文字。日本では米を蒸して麹(糀)を作り米でお酒を仕込む意味での漢字とされています。私たちは日本製の漢字であり、米糠を使用しての商品である所から私たちはあえて自覚的に「糀」という倭字を使用してゆくことにしたのです。

株式会社 明友(めいゆう)

創業1897年(明治30年)西塚菓子店は、1971年株式会社 明友となりました。

当社は山形の食文化を重点におき伝統、歴史、風土の四季に合わせた菓子作りをやっております。くぢら餅、ゆべしのような主力商品を現代風にアレンジし「奥の細道」芭蕉の唱えた不易流行の世界観を指針に昔からの伝統と、新しい流行を兼ね備えた商品づくりを開発の理念としております。

◎企業名 株式会社明友
◎URL https://www.meiyuu.com/
◎代 表 代表取締役会長 西塚耕一
取締役社長 萩原隆博
◎設 立 1971年
◎資本金 4000万
◎本社所在地 〒999-4223山形県尾花沢市大字五十沢字前森山1432番地1
◎業 種 食料品製造業(和洋菓子小売卸)、飲食業
◎直営店 そば処明友庵
大正ロマン館
銀山温泉 明友庵
銀山温泉 はいからさん 通り
仙台定義店 揚げまんじゅう本舗
◎関連会社 合同会社 自然屋作兵衛

明友 めいゆう